アップルが自動運転ソフトの公道でのテストを近く実施
アップルが公道テストの許可を受ける
アメリカのIT企業アップルが、アメリカ・カリフォルニア州の当局から、自動車の自動運転ソフトウェアを公道で実地テストする許可を受けました。
テストスケジュールなどは公式には公開されていないようですが、アップルは今後、公道テストを開始する予定のようです。また、テストに利用する車は、独自のものではなく、トヨタ自動車のレスサスなど日本車を利用するようです。
自動車の自動運転技術(運転アシスト技術)の分野では、実現に向けて技術開発競争が激化しており、後発組となるアップルが、今後巻き返していけるか、今後も注目する必要がありそうです。
情報元:
米アップル、自動運転車ソフトの公道試験を近く実施へ-関係者 - Bloomberg
アップル 自動運転車を公道で試験する許可取得 | NHKニュース
今までの主な自動運転技術に関する動向
自動運転(運転アシスト)技術分野では、グーグルが他社から飛び抜けてリードをしている状況です。例えば、カリフォルニア州での、公道テストでの走行距離の比較をして見ます。
情報元:
Autonomous Vehicles Makers Report Disengagement Numbers in California | WIRED
公道での走行距離をグラフにして見ると、やはりグーグルが圧倒的ですね。
日本では、正直まだまだ公道テストは進んでいない状況ですので、これからに期待というところでしょうか?
また、2017/3月には、自動運転関連技術で高度な技術をもつ企業であるイスラエルのMobile Eyeをアメリカのインテルが153億ドルで買収したこともニュースになりました。
情報元:
Intel、Mobileyeを153億ドルで買収―自動運転テクノロジーの拠点をイスラエルに移す | TechCrunch Japan
なお、どの企業もだいたい2020年ごろの実用化を目指しています。どこが一番最初に実用的なアプリケーションを提供できるかにも注目です。