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世界株式ウォッチング

世界中の株式や経済、投資情報をウォッチするブログです。

日本とアメリカの株価を比べてみた

日本とアメリカ、どっちの株の方が上がっているのか?

結論から言うと、比較する期間にもよるのですが、長期的に見るとだいたいアメリカの方が安定して上がっています。ただし、それぞれの国の株価指標は日本円ベース、米ドルベースなので比較する時には為替の変動に注意が必要です。

また、トータルの利益を比較したい場合には、配当も込みで考える必要があります。

今回はとりあえず、為替と配当の影響を無視して比較しようと思います。

 

 

東証TOPIX

日本の株価の代表的な指標です。

東証TOPIXの元データは日本取引所のホームページに掲載されています。

 

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出典:

TOPIX(東証株価指数) | 日本取引所グループ

 

 こうして見ると、バブルがいかにすごかったかわかりますね。一方、バブルを境に株価的には「失われた30年」状態です。ITバブルの崩壊やリーマンショックなどがあって、一進一退を繰り返している様子が見て取れます。また、なんとなくですが、10年に1回くらい暴落イベントがあるようにも見えます。アメリカは時々「最高値更新!」なんてニュースを見ますが、日本が最高値を更新するのは一体いつになるのでしょうか?

 

S&P500

アメリカの株価の代表的な指標です。

算出はS&Pが行なっていますが、ここではロバート・シラー教授のホームページからデータを持ってきています。

 

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出典:

Online Data - Robert Shiller

 

100年以上前からのデータなので、縦軸のスケールがうまく合わずわかりにくいですが、このグラフの中には世界恐慌などの歴史的な瞬間も含むデータです。日本株と違い、基本右肩上がりで上がっている様子がわかります。

 

それでは比較してみよう

TOPIXのデータが1949年からなので、まずはそこから比べて見ましょう。

 

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戦後復興期や高度経済成長、バブルなどJapan as No1と言われた時代が含まれています。その頃の日本の勢いがまざに飛ぶ鳥を落とすような勢いだったことがわかるグラフです。今の中国の様子を見ているようですね。中国は日本と違いソフトランディングができるのでしょうか?

一方、アメリカの株価が堅調に上昇している様子もわかります。

 

次は、バブル崩壊のあと、1990年からの様子を見ましょう。

 

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2000年ごろのITバブル崩壊や、2007年ごろのリーマンショックを含む期間です。日本もアメリカも、その時には株価は半分程度になっているのですが、アメリカが成長しながら上がったり下がったりしているのに比べて、日本の成長しなさっぷりが悲しくなるグラフです。

アメリカはこの25年程度で株価が5倍程度になっていますが、日本は完全に横ばいです。

 

次の直近10年を比べましょう。

 

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この辺りになると、日本もアメリカも同じようなカーブを描いています。もっとも、アメリカの方が成長率が高いです。

リーマンショック当時、日本はあまり影響を受けないという声も多かったのですが、結果的には震源地のアメリカの方が伸びています。東日本大震災福島第一原発の事故などがあったので、その影響でしょうか?

もっとも、自然災害のリスクが高いというのも、十分に考慮すべきリスクではあります。

 

比較結果からわかること

日本は、アメリカに比べてボラティリティが高いですね。一方アメリカは、時々リーマンショックのような暴落はあるものの、全体的には堅調に右肩上がりです。実際、日々の株価指数の変動率も日本の方が高い気がします。(根拠はありません。完全に体感です。今度データを撮って見たいと思います)

株価が上がっていくというのは、それだけ企業が成長していっているということです。継続的に成長できるというのはすごいことです。アメリカ経済の力強さがわかりますね。

一方、日本は残念ながら株価としてはあまり成長できていません。「失われた・・年」のうちにどれだけ置いてきぼりされたかがわかります。ただし、PERで見ると、現在、日本の方が割安でアメリカが割高ですので、これからには期待ができるかもしれません。