世界株式ウォッチング

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外国株投資する時の為替の影響は?

ドル円の長期チャート

日本に住んでいる私たちにとって、もっとも代表的な外国為替は日本円/米ドルです。毎日、ニュースの経済ニュースで上がったの下がったのという話をしています。いくら上がったとか、比較的安全な円が買われたとか、そんなことをいっていますね。

しかしここでは、1日単位のような短い期間の話は考えず、年単位で全体的な流れを見て見たいと思います。

 

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ドル円の長期チャートをみてわかること

このようにみると、やや右肩下がり(長期的に円高傾向)のようにも見えます。ただし、このグラフには乗っていませんが、1990年より前は、プラザ合意という歴史の教科書に乗るような出来事があったことを考慮しなければいけません。

1985年の頃、1ドル235円だったレートはプラザ合意にょり、1年で一気に1ドル1150円ほどになりました。1990年ごろは、まだプラザ合意による円高の勢いがあったと考えるべきで、その結果、長期チャートも円高傾向に見えているということです。

 

また、リーマンショック東日本大震災という大きな出来事があった時の円高は、やはり極端なものだったように見えます。その時を除けば、ここ20年くらいは、だいたい100〜125円くらいで推移しています。100〜125円くらいといえば、112.5円から±10%程度です。

 

他にも、長期チャートという観点から見ると、数年単位では結構上がったり下がったりしているように見えても、結局のところ100〜125円くらいの幅を行ったり来たりしているだけだということがわかります。

 

 外国株に投資する時の為替の影響

結論としては、

「短期的には、いい影響も悪い影響もある」

「長期的には、あまり心配しなくてもいい」

だと個人的には思っています。 

 

ここ20年くらいは一定の範囲内で行ったり来たりしていますから、長期的には円安もあれば円高もあるということですね。