MSCI ACWIインデックスの中身を考えてみる
MSCI ACWIとは
MSCIは世界的に株価インデックスを提供している企業です。
非常にたくさんの種類の株価インデックスがあるのですが、その中でもMSCI ACWI(オールカントリワールドインデックス)はグローバルに株式投資する場合に投資がうまくいっているかどうかをベンチマークするためによく利用されます。インデックス投資で利用している方も多いのではないでしょうか?な
このインデックスの内容を考えることで、自分のポートフォリオを検討する時に参考にすることができると思います。
MSCI ACWIは世界中の先進国23ヶ国、発展途上国23ヶ国の株式市場から、2480もの株式で構成されています。
この記事では、MSCIのホームページから参照できる情報を元にMSCI AWCIインデックスの中身をみてみようと思います。
出典:
MSCI AWCIの国別の比率
MSCI AWCIは46ヶ国で構成されるわけですが、全ての国の株式が同じ比率で入っている訳ではありません。そこで、国別の比率を見てみたいと思いまいす。
- アメリカ 53.23%
- 日本 7.62%
- イギリス 5.82%
- フランス 3.32%
- カナダ 3.31%
- そのた 26.81%
とりあえず、アメリカのウェイトが圧倒的なのがわかります。
日本も、2番手につけていますね。個人的にはドイツの名前がないのが意外です。
MSCI ACWIの構成株式 TOP10
それでは次に、TOP10の企業をみてみましょう
- Apple
- Microsoft
- Amazon
- Exxon Mobil
- Johnson & Johnson
- Facebook A
- JPMorgan Chase
- Wells Fargo
- General Electrics
- Alphabet
見事にアメリカの企業ばかりです。さらに、IT企業がちょうど半数を占めます。他の企業も超大手企業ばかりですね。
MSIC AWCIからわかること
アメリカ企業の存在感が大きいですね。上位をみているだけでは、アメリカ以外の企業で何が含まれているのかよくわかりません。また今度、アメリカを除くバージョンのMSCI AWCIを確認したいですね。